女子バレーボールのⅤリーグ・ディビジョン1に所属するNECレッドロケッツの中西了将(りょうすけ)GM、金子隆行監督、柳田光綺(みずき)選手、藤井莉子選手が5月7日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に2023-24シーズンのリーグ優勝を報告した。

同チームは、同シーズンに、皇后杯とリーグ戦の2冠を2年連続で達成。先月には、ラゾーナ川崎プラザ(幸区)で、市民に向け優勝報告会を実施していた。

中西GMは来季から参入する新リーグのSVリーグに向け、チーム名に『川崎』が入ることに触れ、「市制100周年の記念すべき年に、2冠2連覇を報告できうれしい。来季に向け新体制で頑張っていきたい」とあいさつ。金子監督は「勝つだけでなく、チームの魅力もあげ、スポーツの垣根を超えて社会に影響力を与えるチームづくりをしていきたい」と抱負を述べた。

同シーズン限りで勇退し、来季からチーム初の女性コーチに就任する柳田選手は「地域の皆さんに身近に感じてもらえ、子どもたちが憧れるチームに全員で成長していきたい」と目標を語り、藤井選手は「新リーグ初代王者を目指して戦っていきたい」と意気込んだ。

市長は「川崎のまちを盛り上げていく、エンジンを務めてもらいたい」と激励の言葉を贈った。