平塚市総合公園のふれあい動物園に5月1日から新たなカピバラがお目見えし、来園者の視線を集めている。

同園では、「放浪カピバラ」として一躍人気者となった「カッピー」を2022年4月から公開していたが、昨年8月に死亡。主不在となった飼育柵の活用法を探っていた。

新たに迎え入れたカピバラは、茶色い毛並みをおでんの具に見立てて飼育員が「ガンモ」と命名。2歳のオスで、体長は1m弱、体重30kgほど。マイペースでおとなしい性格という。

ガンモはこれまで動物の専門学校で飼育されており、4月20日の来園後は飼育員による慣らしを行ってきた。展示コーナーは広さ30平方メートルほどで、温水の出る浴槽や暖房機付きの小屋が備わっている。ガンモはすっかり「新居」にも慣れ、小屋の中やバスタブにためられたお湯に浸かってくつろいだり、食事をしたりして過ごしているという。

展示は午前9時30分から午後5時まで。