秦野警察署の菩提駐在所(秦野市菩提459の1)の建て替え工事が完了し、5月10日に開所式が行われた。

菩提駐在所は、1889年に大磯警察署曽屋分署菩提駐在所として設置。その後、移転や建て替えを経て、1979年に4代目の建物に。昨年の8月末まで使用していたが、老朽化による建て替えのため運用を終了。昨年9月上旬から行われていた工事が完了し、平屋から2階建ての建物に生まれ変わって5月10日から運用が始まった。

10日に行われた開所式には、警察署長や同駐在所所員の藤田泰裕さんの他、警察関係団体の代表者や近隣自治会の会長らが出席。

式典では来賓の代表として北地区自治会連合会長の岩崎忠雄さんがあいさつ。「菩提駐在所の開所、誠におめでとうございます。藤田さんは地域に溶け込み活動している方。駐在所から地域を盛り上げていただければ」と祝辞を送った。

藤田さんは決意表明で「135年の歴史ある駐在所。この機会に、住民の皆様に頼りにされる駐在所員になることと、地域の体感治安の向上を目指して、気持ち新たに務めたい」と意気込んだ。