総合運動公園で5月11日、第33回公園緑花まつりの開催に合わせて伊勢原市公園愛護会功労団体表彰式が行われた。地域で継続的に活動を行っている団体に高山松太郎伊勢原市長から感謝状が贈られた。

公園愛護会活動は公園などの継続的な美化推進を進めるため、2008年にスタート、市民などによる自主的な美化活動を支援。美化に対する市民意識の向上を図るとともに、市民協働による清潔で安全な公共空間の創出に取り組んでいる。

同表彰は長年に渡り継続して公園愛護会活動を行っている団体に対してその功績を称えるもの。今年度の受賞団体は15年以上の活動を行ってきた4団体、10年以上1団体、5年以上が2団体。受賞団体の名称、代表者(敬称略)、主な活動場所や内容は以下の通り。

【15年表彰団体】

■南落合公園愛護会(加藤暢)、成瀬地区(下落合公園)、毎月の定例会、年2回の花壇の植え付けとその管理など。イベントの共催や市民総ぐるみ大清掃の応援などを実施している。

■峰岸上自治会公園愛護会(小澤和博)、高部屋地区(峰岸公園、峯岸ふれあい公園)、自治会で協力し、元気に楽しくふれあえる活動を目指して、安全・安心に立ち寄れる憩いの場づくりに取り組む。

■あかね台公園交流会(宮脇吉邦)、成瀬地区(永窪、今泉、丸山、塔ノ越公園)、それぞれの公園に1人のリーダーを置き、除草清掃、竹林等の整備、自治会活動と連動し、4公園一斉除草清掃活動を年4回実施。

■板戸第一有志会(田邉秀彌)、伊勢原北地区(毘沙門池公園)、年2回の花の植栽、年5回の刈払機での草刈り、年5回の公園の大清掃を基本とし、花壇の除草、木々の枯れ枝・ポイ捨てゴミの回収などを行う。

【10年表彰団体】

■一色公園愛護会(麻生要)、大田地区(一色公園)、パンジー、葉ボタン、チューリップなどの植栽、草取り、植木の剪定、落ち葉清掃や公園の見回りを行い、年間を通して花が咲き、楽しめる工夫をしている。

【5年表彰団体】

■株式会社トーシンホーム(藤江伸二)、伊勢原北地区(伊勢原駅入口交差点前花壇、北口駐車場整備事業用地)、道行く人の気持ちを明るくし、楽しませることを心がけ、花を植え、花壇の整備や清掃を行っている。

■下糟屋グランドゴルフ愛好会(大木幸男)、成瀬地区(丸山城址公園)、グランドゴルフの実施場所を確保するため芝生の草刈り・管理をきっかけに愛護会に加入、草刈り、ゴミ拾いや見回りなどを実施。

高山市長は「日頃からの公園愛護の取り組みに心から感謝する。今後も皆様とともに地域に愛される公園となるよう育てていきたい」と語った。