小田原史談会(松島俊樹会長)が古典講座「『源氏物語』ことはじめ」を4月からスタートした。

同会は小田原市を中心に郷土の歴史を学び、先人の歩みを後世に伝える活動を行っている。今回その一環で、今年のNHK大河ドラマで注目されている「源氏物語」に焦点を当てた講座(春秋全7回)を企画した。講師は近世文学専門の阿部美知代氏。初回の講座では紫式部の系譜や藤原三兄弟の関係性、エピソードをもとに、物語が生まれた背景などを紹介した。

現在、10月15日(火)と29日(火)にUMECOで開催の講座「源氏物語を工作する」の参加者を募集中。継ぎ紙を製作し、源氏物語の和歌1首を書写する。参加費2千円。申し込み、問い合わせは同会青木さん【電話】090・5566・6969。