通信事業を展開するビッグローブ株式会社(東京都品川区)が4月22日から26日にかけて、小田原市をフィールドにした新入社員研修を実施。26日にはミナカ小田原コンベンションホールで市職員を前に、研修成果の発表会を行った。

ミナカ小田原内のホテル「天成園小田原駅別館」でワーケーションの実証実験を行った縁で、地域交流と人材育成の両立を目的に2022年度から同市で研修を行っている同社。今回は14人が3グループに分かれて市内を回り、小田原の食の魅力を広め、地域経済の活性化を目指す企画を考えた。

発表会で社員は「美食」と「映え」を組み合わせた小田原城周辺の観光プランや、若者を中心に注目を集める「チル(まったりと過ごす)」と結び付けた御幸の浜の活用法などを提案。発表した社員の一人は「難しかったが勉強になった。また小田原を訪れたい」と振り返った。