学校法人かみや学園(日下部全彦理事長)が運営する幼保連携型認定こども園大島幼稚園で5月8日、「交通安全教室」が行われた。子どもたちに命の大切さや交通ルールの大切さを学んでもらうため、毎年この時期に実施されている恒例の行事。指導は相模原北警察署の交通課と県警本部の交通安全教育隊の職員が担当した。

今年は「おうちの人と手をつなぐ」「飛び出しをしない」の2つがテーマ。園児たちは警察職員の説明を真剣なまなざしで聞いた後、ホールに設置された信号機と横断歩道を使って正しい渡り方を練習した。教育隊員から「青のチカチカは次の青まで待ってね。おうちでもみんなが先生になって教えてあげて」と呼び掛けられると、園児たちは元気に「はーい」と答えていた。

岸由香里園長は「今日の2つの約束をしっかり守って園外保育を楽しんでほしい。私たち職員も『自分の命は自分で守る』の気持ちを持った子どもたちに育てていきたい」と話した。