まちだ史考会は10日、能登半島地震被災地への義援金11万7千円を町田市社会福祉協議会に贈呈した。

同会は、生涯学習センターで行われる「まちだ市民大学」の郷土史・歴史講座の卒業生約200人で構成されている団体。地域の歴史を学ぶほか、ボランティア活動なども行っている。

前会長の佐々木庸夫さんは「元日に地震があり、何かやるにしても個人では、と思っていた。今回は幹事が各グループごとに声掛けを行い、これだけの額を集められてよかった」と話した。

義援金は町田市社協を通じて中央共同募金会を経て、被災地で活用されるという。社協の鈴木忠会長は「まちだ史考会の取り組みに感謝している。責任を持って届けたい」と話した。