5月18日(土)2023明治安田生命J2リーグ第16節vs.清水エスパルス

3試合ぶりの勝利を目指す横浜FCは7連勝中の清水エスパルスとニッパツ三ツ沢球技場で対決し、12,735名のサポーターが押し寄せた。今週の練習は2試合勝星が無いことと、首位の清水との一戦であることを踏まえ、ピリついた中で行われた。前節のロアッソ熊本戦からガブリエウら3名が新しくスタメンに名を連ね、今節も横浜FCが高い位置でボールを奪い、そこからサイドを使ったショートカウンターで何度も決定機を作っていく。17分に福森晃斗のデザインされたセットプレーから、キャプテンのガブリエウが頭で合わせて貴重な先制点を決める。対する清水も上手くパスを繋いで攻めて来るが、体を張った守備でゴールを割らせない。1点リードで前半を折り返し、ハーフタイムに四方田修平監督は「攻撃のパワーを上げていこう。暑いのは相手も同じ。相手より多く走って強い気持ちを出していこう。チームとサポーターのためにも絶対勝つぞ」と鼓舞した。後半、清水が攻撃に圧力をかけ攻めてくる。相手のセットプレーからのピンチもGKの市川暉記のビッグセーブで凌ぎ、相手に得点を与えない。1点リードでアディショナルタイムに突入したが、途中交代の伊藤翔が中盤でボールを奪いサイドの中村拓海にパス。その中村が絶妙のクロスを上げ、櫻川ソロモンのヘディングシュートのこぼれ球を伊藤が押し込み、追加点を奪った。そのまま試合が終了し、2-0で3試合ぶりの勝利を収めた。この試合はJ2通算300勝のメモリアルマッチとなり、最後まで選手の背中を後押ししたサポーターたちと記念撮影。笑顔が溢れる1枚となった。22日にはルヴァンカップでJ1名古屋グランパスとホームで対戦。昨シーズンJ1で戦った相手だが、今日の勢いを止めずに勝利を期待したい。

次回ホームゲーム

6月1日(土)

愛媛FC戦18:00キックオフ@ニッパツ三ツ沢球技場