逗子市は市民の健康増進を目的に5月16日、大塚製薬と熱中症対策やスポーツ推進などに関する包括連携協定を結んだ。

具体的には熱中症予防の正しい知識を広める「熱中症対策アンバサダー」を育てる講座を開くことなどを予定している。

同社首都圏第二支店の渡辺友輔支店長は「製薬会社として科学的根拠のある健康情報の提供と、多くの方に伝わる仕組みづくりを市と一緒に具現化していきたい」と意気込みを語った。

桐ケ谷覚市長は「昨今の熱中症は生死にかかわる。いかに健康な生活を守っていけるかという知見をいただけるということで、大変ありがたい」と期待を述べた。

同社は全国の自治体と包括連携協定を結んでおり、神奈川県とは2016年9月に協定を取り交わした。逗子市は県内で12番目。