藤沢北警察署(仲戸川博幸署長)が15日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、セブンイレブン藤沢長後東店に感謝状を贈呈した。

先月3日の午後8時頃、通話しながら来店した70代女性が電子マネーカード7万円を購入しようとした。対応した同店の中野富美子さん(73)が事情を尋ねると、利用中のパソコン画面にウイルス感染を知らせるメッセージが表示されたという。中野さんは夫で同店オーナーの中野和秀さん(72)とともに説得。女性が帰宅の後に同署に通報した。

同店での詐欺の阻止は今回で3度目。中野オーナーは「被害を未然に防ぐことができてよかった」と感想を述べた。仲戸川署長は、「引き続きコンビニエンスストアなどと連携し詐欺を防いでいく」とした。