シビックプライドの向上を目指し、相模原市印刷広告協同組合が5月29日、市立中央小学校で出前授業を行った。授業を受けたのは4年生79人。同組合副理事長である荒井慶太さんの指導のもと、パズルやクイズを使って楽しみながら相模原について学んだ。

シビックプライドとはまちに対する誇りや愛着のこと。同組合は市と連携して「シビックプライド向上ゲーム」を開発。荒井さんは自分にできることで地域還元がしたいとこの活動を始めた。

児童たちが最初に取り組んだのは相模原市内の地区を学ぶパズル。3分以内を目指して真剣に取り組んだ。続いて相模原市にまつわるクイズに挑んだ。「中央小学校があるのは何地区?」など全7問のクイズがあり、6問正解したグループもあった。児童は「楽しかった。初めて名前と形を知った地区もあった」と感想を述べた。荒井さんは「すごく反応が良かった。子どもから大人まで誰一人取り残さず、市の魅力を楽しく知ることができるようにしたい」と話した。

同組合と市は、パズルの在庫がなくなるまで出前授業を受付中。詳細は公式サイト「さがみん教室情報局」で確認できる。