およそ2千社が加盟する公益社団法人町田法人会は先ごろ、町田市立の小中学校全校に暑さ指数を測定する「熱中症指数計アラーム」を贈呈した。体育やスポーツ活動の際、教員が安全に行えるかどうかの判断材料の1つとして活用できるもので、1校に5個ずつ、計310個の指数計を贈った。

先日は教育行政に貢献したとして、町田市の石阪丈一市長から感謝状をおくられ、同会の三橋信介会長は「役に立て良かった。未来を担う子どもたちの健康を考え、企画したもの。地域社会への貢献活動の一環と考えている」と笑顔。石阪市長は「ありがたい限り。感謝したい」と話した。

租税教育を実施し、学校図書を寄付するなど、これまでも子どもたちへの支援を行ってきた同会。指数計の予算は市民の寄付やチャリティイベントによるものといい、「皆さまの協力があってこその取り組みと考えている」と話している。