県立相原高校(橋本台)の総合ビジネス科の生徒がそれぞれ6月に開催された情報処理、簿記、ワープロの県競技大会を勝ち抜き全国大会に出場する。

全国の舞台に挑むのは大滝敢太さん(3年)、石井瑠嘉さん(2年)高村遼馬さん(3年)の3人。

大滝さんは情報処理競技大会県大会の個人の部で優勝、団体の部で準優勝した。同校としては、10回連続全国出場で学校の連続記録も更新した。全国大会は7月14日(日)、千葉商科大学で行われる。大滝さんは「学校として10回連続出場の歴史の一部になれてうれしい。県大会に一緒に出場したメンバーの思いも背負って頑張りたい。せっかく出るので楽しみたい」と笑顔を見せる。

石井さんは県簿記競技大会で佳良賞を受賞。近年は同校から簿記の全国大会に出場する生徒はいなかったようで、学校として久々に出場権を獲得した。全国大会は7月24日(水)に同大学で開催される。石井さんは「全国大会は3年生が多いと思うが、圧倒されずにしっかりやって来年につなげたい。得意の商業で点数が取れるように頑張りたい」と健闘を誓う。

高村さんは県高等学校ワープロ競技大会の団体で準優勝、個人で3位という結果を残し、全国への切符を手にした。高村さんはワープロ部に所属。部活と家での自主練を重ね、8月1日に都内で行われる全国大会に挑む。高村さんは「全国は県よりレベルが高い。自分の力を最大限に発揮できるように頑張りたい」と意欲を燃やす。

全国出場へ向けて同科の東和宏教諭は「当校から3種目同時に全国大会に出場するのはとても珍しいこと。日頃の学習の成果を発揮してほしい」とエールを送った。