コロナ禍でゴールデンウィークが重苦しいムードに包まれる中、騒動を起こした2人の芸能人がコメントを発表し、それぞれさまざまな反響を集めています。

1人目は昨年11月に不倫を報じられ、無期限芸能活動自粛中の近藤真彦さん。「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、ジャニーズ事務所からの退所を発表しました。

2人目は昨年10月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、不起訴処分となったものの、芸能活動自粛状態が続く伊藤健太郎さん。「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)に出演し、事故当時の心境などを語りました。

どちらも活動自粛期間は約半年間におよび、すでに謝罪コメントは発表済みであるなど、そろそろ復帰したいタイミングであるにもかかわらず、今回の謝罪は人々の共感も同情も得ることができませんでした。

なぜ2人の言葉は人々に響かなかったのか。2人のコメントから、ビジネスパーソンにも当てはまる“言葉が響かない人の共通点”を挙げていきます。

不倫騒動による謝罪を退所の枕詞に

まず近藤さんは、「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます。事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、40年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただく事になりました。思えば金八先生から始まり、新人賞、レコード大賞、紅白歌合戦、映画と数々の貴重なお仕事をさせていただき感謝しかございません。これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます。ありがとうジャニーズ ありがとう素敵な後輩達 ありがとうジャニーさん」というコメントを発表しました。

近藤さんの言葉が世間の人々に響かなかった最大の理由は、不倫騒動による謝罪とジャニーズ事務所の退所という関連性のない2つのトピックスを混在させたから。これによって、「ジャニーズ事務所の退所というトピックスで、不倫騒動を打ち消そうとしているのではないか」という印象を抱かせてしまったのです。