最後に、応用編あるいはまとめです。

まとめ:自分でも書いたり話したりしてみる

これまでの勉強をきちんと自分の忘れない知識にするためには、自分でもなんらかの形で発表することがコツです。

発表の形はなんでも構いません。文章にするのでもいいし、誰かに話したりプレゼンテーション的に発表するのでもいいです。自分に合ったやり方でやってみましょう。読書会や講義でも、自分でドキドキしながら発言したことだけは、結構覚えているものです。

これも継続的に、いろんなトピックでやるといいですね。発表するためには、他人でもわかるような言葉を考えなければなりませんから、それだけ自分の理解がはっきりと現れますし、どんどん自分の頭の中もクリアになっていきます。

以上、哲学の学び方を紹介しました。世の中、哲学の勉強だけをしているわけにはいかないので、以上述べたことをすべてやるのはなかなか大変ですよね。でも哲学は、2500年続いている、息の長い学問です。廃れる心配はありませんから、ゆるく長く付き合っていけるといいですね。

著者:ネオ高等遊民