「親の金」を将来確実にもらうための5つの鉄則 親をかんぽ生命のような「酷い営業」から守れ

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【第4条】相続に関する合意を形成せよ

仮に、家族の誰かが代理人になるとしても、この人が信用できない人物だったり、ほかの相続人から見てフェアでないと思うような行為に及ぶ場合、事態は大変面倒になる。

相続については、親御さん本人の意思がはっきりしているうちに、関係者で合意を形成しておくことが肝心だ。誰がどのような親の世話をして、どのような財産相続を受けるのかについて、親も含めて確認しておくべきだし、場合によっては、法的な有効性がある書面にしておくべきだろう。

筆者の場合、母の財産を相続するのは妹と筆者の2人だけだが、相続の方針については3人で大まかな合意を形成して確認している。

リスクを取れる範囲で投資もする

【第5条】普通の運用を続けよ

高齢になると、資産の運用でリスクを取りたくないと思う場合が多い。本人の意思は尊重されるべきなのだが、最晩年の時期にあっても、たとえ数年でも、十分リスクを取る余裕があるのに、資産を実質的に現金化してしまうのは、本人にとっても、相続人にとっても、機会の損失だ。

運用の方法は「普通」でいい。

毎月あるいは公的年金の支払いがない奇数月に分配金があるような、インカム収入を強調した運用商品はすべて「ろくなものではない!」し、外貨建ての保険やラップ運用のようなものも、絶対に関わらないほうがいい。こうした商品を勧める金融マンは、「顧客のため」に働いているのではない。

親御さんが、「信頼できる」と思う人(多くは家族)のサポートを受けて、適当だと思う大きさのリスクの範囲内で、内外の株式のインデックスファンドに投資するといい(筆者の一応のお勧めは先進国中心の外国株式6割、国内株式4割だ)。

リスクを取りたくないお金は、個人向け国債変動金利型10年満期にしておくのが少なくとも「無難」だ。リスクの大きさは、商品の種類ではなく、リスク資産への投資金額の大きさで調節することがポイントだ。多くの金融商品を知る必要はない。

お金の問題は、たいていはお金で済む話なので大した問題ではないと考える心の余裕も必要なのだが、一方で、間違えたり、ましてだまされたりすると、大変悔しくて気分が悪い。親御さんのお金をしっかり守ってあげてほしい(本編はここで終了です。次ページは競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。


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