アメリカの株価指数S&P500が6月10日、ほぼ1カ月ぶりに最高値を更新した。足踏み状態だった日本の株式相場にも活気が戻りそうだ。週刊東洋経済6月14日発売号は「株の道場」を特集。個人投資家が勝率を高める投資法を解説している。

『株式ウイークリー』(東洋経済新報社)は、毎週6銘柄に注目し、3カ月〜半年で1割の株価上昇を目指す会員制投資情報誌だ。「長期投資4銘柄」として、半年〜1年で2割の上昇を期待できる銘柄も3カ月ごとに紹介している。

3つの投資法で見てみよう

ここでは、さらに長期間でハイリターンとなる「3年で株価2倍」を狙う3つの投資法を紹介する。「2倍」は、年3割上昇を3年続ければ達成できる(1.3×1.3×1.3≒2.2)。決して不可能な目標ではない。注目銘柄は購入単価50万円以下に絞った。

まず、「上昇を続ける銘柄」を選ぶ投資法。上場来高値を更新中で、その上昇トレンドが続くと期待する手法だ。成長率の高い業績予想の裏付けはもちろん、その銘柄の所属する業界が拡大していることが望ましい。

好例がインターネットイニシアティブだ。ネット接続の草分けで法人向けシステム構築やセキュリティーに強く、DX(デジタルトランスフォーメーション)の本流銘柄の1つ。前2021年3月期の純利益は2.4倍に拡大し過去最高。今2022年3月期は2割増益予想と控えめだが、2024年3月期の営業利益は前期比7割増が最低線という野心的な中期計画を掲げている。

足元の株価水準はPBR(株価純資産倍率)3倍弱。高めだが、同業の伊藤忠テクノソリューションズは3倍強、GMOインターネットは6倍超、フリービットは2.4倍。割高すぎることはない。