「この30年で株価は13.5倍」。米国株のパフォーマンスだ。

1990年1月に2590ドルだったNYダウ平均は、2021年7月に13.5倍の3万4936ドルに上昇した。GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)に代表されるハイテク銘柄が主力のナスダック総合指数では、1990年1月の415が2021年7月には1万4672と、35倍にまで成長している。

一方の日経平均株価は、1990年1月に3万7188円だったが、2021年7月には2万7283円と、この30年で26%下げた(株価はいずれも月次ベース)。

『週刊東洋経済』9月6日発売号は「ETFから穴株まで丸わかり 米国株超入門」を特集。マンガでわかる米国株の魅力、使えるネット証券の選び方、米株でのiDeCo、NISA活用法、投信・ETF投資のコツ、億り人が語る投資術と注目銘柄、プロ厳選のETF24銘柄、アナリスト推奨の35銘柄、投資のバイブル『米国会社四季報』活用法、『米国会社四季報』からの厳選株、増収率・増益率・配当利回り・連続増配・株価上昇率・時価総額でみるお宝銘柄・独自ランキング、ストラテジストらによるNYダウ平均予想など、投資の基本のキから個別銘柄選びまで、最新の業績データとともに徹底解説した。

日本株との圧倒的なパフォーマンスから、米国株に興味を持つ投資家が増えている。日本株一筋37年の桐谷広人さんも、その1人だ。

優待名人として有名な桐谷さんは、5月下旬にアメリカ通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの株を買い、米国株投資を始めた。7月には『桐谷さんの米国株入門』(ダイヤモンド社)を出版するなど、桐谷さんが米国株に興味を持ったワケとは――。

米国株は日本株の証券口座から買える

米国株は購入方法がわからなくて、手をつけていませんでした。ただ調べてみると、すでに持っている日本株の証券口座から米国株が買えるとわかりました。米国株へ投資するのに特別な手続きがいらない。それならやってみようと。

実際に投資してみて驚いたのは、1株から買える点です。ベライゾン株も6000円くらいで買えるんです(8月24日の終値は55.01ドル)。

株主への配当も日本企業と違い年に1〜2回ではなく、4回やそれ以上という会社が多い。高配当や、連続増配といった会社も多数あります。