(イラスト:nishiya_hisa/PIXTA)

2回目までワクチン接種を終えた国民が9月13日に5割を超え、1カ月前に比べると減少傾向にある新型コロナの新規感染者数。その一方で8月は自宅療養中に亡くなった人が7月の8倍に増えたという。

市場調査のインテージが、新型コロナの影響を受ける直前から週次で全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ディスカウントショップなど、約6000店舗の販売動向を追っている「新型肺炎カテゴリー動向」。このほど公表した7月19日週までのデータには、コロナ慣れした国民の行動様式の変化が明確に表れた。

早い梅雨明けの影響

7月19日週の全品目前年比ランキングでは、今年3月1日週以降、首位を走り続けていた麦芽飲料がついに2位に後退した。

麦芽飲料がSNSで話題になって一気に売り上げが急伸したのは昨年7月6日週。反動減で2位に後退したとはいえ、それでも前年比では168.3%と高水準。2年前比では未だ298.2%で全品目中トップのままだ。

その麦芽飲料に代わって総合1位となったのは、前年比231.4%の日焼け・日焼け止め。日差しが強くなり始めた春先に一度大きく伸びたが、このときは2年前比では7〜8割にとどまり、巣ごもりの反動での伸びだった。

が、今回は2年前と比較しても135.4%と高水準の伸び。今年は例年に比べて梅雨明けが早かったせいだろう。部門別で見ると、早い梅雨明けの影響がとくに強く傾向が表れたのは食品部門と飲料部門だ。

4位にスポーツドリンク、7位にかき氷に使われる練りミルク、8位に炭酸飲料、9位に果汁飲料、10位にアイスクリームがいずれも130%超えの高い伸び率でランクインしている。