3年ぶりにコロナ禍に伴う行動制限のなかった2022年のゴールデンウィーク。帰省や旅行で新幹線やJRの特急列車を利用した方も多かったことだろう。

その際、久しぶりに指定席を取ってお気づきになった方も少なくないのではないか。指定席の料金が以前よりかなり上がっているということに……。

「最繁忙期」は通常の400円増し

JR各社の指定席料金は、通常期・繁忙期・閑散期の3段階に分けられており、連休や帰省シーズンなどの繁忙期は通常期の200円増し、逆に閑散期は200円引きとなっている。通常期の指定席料金は530円なので、繁忙期だと730円だ。これに区間に応じた特急料金を足したのが「指定席特急料金」だ。

ところが今年の4月1日から、JR東日本の各新幹線と直通先の路線(北海道新幹線と北陸新幹線のJR西日本区間)、また在来線特急の多くに「最繁忙期料金」なるものが設定されて4段階になり、とくに混み合う時期の列車は指定席料金が400円増しになってしまった。つまり930円だ。ちなみに今年のGW期間は4月27日〜5月6日が最繁忙期だった。

供給量が一定なら、需要が増えれば価格が上がるのは経済のシステムとして当然ではあるが、座席を取るだけでこんなにかかるのかとがっくりした方も多いだろう。

そこでこんな提案をしたい。どうせ普通車の指定席料金で930円も取られるなら、近距離だったらむしろグリーン車に乗ってもいいのではないか。実は差額がそれほどないからだ。なぜかと思われるかもしれないが、その理由を説明しよう。