喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。

そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第27回となる今回、訪れたのは「江戸前寿司 魚がし日本一」です。

さまざまな外食チェーンで販売している朝限定メニュー。

ファミレスにカフェ、ハンバーガーショップや牛丼チェーンなどはもちろんのこと、最近では焼肉店やラーメン店で独自のモーニングサービスを展開しているのですが、実は穴場があるということはご存じでしょうか?

それは駅。朝たくさんの人が行き交う場所には、朝ごはんがある。当然と言えば当然なのかもしれません。その中でも新幹線が発着する品川駅は、モーニングが大充実していました。

今回はちょっと豪華に、「魚がし日本一」で、お寿司とあら汁のモーニング。目の前で職人さんが握ってくれた、出来立てホヤホヤのお寿司を食べるのは、朝から贅沢で1日のやる気を爆上げしてくれます。しかもササッと出てくるため、パッと食べてシュパッと電車に飛び乗れるので、慌ただしい朝にぴったりでした。

魚がし日本一の「寿司屋の朝ごはん 大名椀あら汁セット」800円

「魚がし日本一」は、株式会社にっぱんが運営する寿司チェーンです。東京を中心に、関東と一部大阪の都心部などの、主に駅ナカや駅チカに30店舗以上を展開しています。

安さをウリにしているという感じではないものの、単品価格は2貫で税込165円〜と、新鮮なネタを使用した職人が握るお寿司としては、良心的な価格帯です。特にランチメニューは1000円前後でボリューム的にも内容的にも充実しており、サラリーマンたちの懐事情に配慮しつつ、お腹をがっつり満たしてくれます。