(写真:たっきー/PIXTA)

12月決算企業の期末日が迫ってきた。株式投資は、値上がりによる売却益だけではなく、保有を続けて配当収入を得ることも可能だ。そこで本稿では、12月決算企業の配当利回りランキングを作成した。

配当を得るためには、権利確定日(通例は決算期末日)から2営業日前までに株式を購入する必要がある。2023年12月29日が期末日の会社では、月末最終営業日の2営業日前となる12月27日中までに株式を購入すると、権利を獲得できる。

ランキングは年間利回りの高い順に作成したが、会社によっては中間期と期末などに分けて配当を出すケース、期末のみ出すケースがあるので留意いただきたい。

首位の利回りは10%に

トップになったのはサイバーセキュリティ大手のトレンドマイクロ。期末のみに配当を出し、利回りは10.01%だ。同社は11月9日の引け後に来2024年12月期までの新たな株主還元方針を発表した。

今2023年12月期の期末配当方針として通常の普通配当金(配当性向70%)に加え、一時的な特別配当金と合わせ総額1000億円を目標としている。

株式市場はこれを好感し、以後株価は上昇トレンドとなっている。なお同社は、来2024年12月期中に、400億円の自己株式取得を目標とすることも公表している。