Mrs. GREEN APPLEの最新曲「コロンブス」のミュージックビデオを見て、私が最初に思ったことはこうだった。 「彼らがこのビデオについて議論しているとき、自分が制作室にいたら、彼らがいったい何を考えているのかわかったのに」だった。

というのも、このビデオのイメージはいくつかの解釈が可能で、その中にはよくない解釈もあるからだ。このビデオがSNSで物議を醸したこと(その後、配信停止になったこと)は驚きではない。

おバカでも、軽快でもない問題点

今回ミセスの曲は「Coke STUDIO」というコカ・コーラのキャンペーンに使われている。私自身はこの曲と彼らの歌声が好きだし、ビデオも表面的には、おかしみとカラフルなキャラクターがたくさん登場する軽快なお遊びのように見える。

だが、このビデオには、それほど軽快でもおバカでもないことを示唆する問題点もある。

3人の歴史上の人物に扮したバンドが南国のような島を訪れ、猿だらけの家でパーティーをしているところに遭遇する。ビデオの中で、バンドの3人のメンバーはコロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンに扮している。

まず最初問題は「コロンブス」というキャラクターだ。