50代後半の6割が「親の預貯金を知らない」現実 親の財産を管理している人は2割弱〜3割強

50代後半の6割が「親の預貯金を知らない」現実 親の財産を管理している人は2割弱〜3割強

明治安田総合研究所は、2019年3月に現在配偶者がいる全国の55〜79歳の男女5225人を対象として、「財産管理に関する実態調査」を行いました。厚生労働省によれば、団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年には、認知症の高齢者数が約700万人と、65歳以上高齢者のうちの5人に1人を占めると予測されています。本稿では加齢による認知・判断能力の低下、心身の機能の衰えに伴って、高齢の親自身が財産管理を十分に行えなくなった場合の対応についての子どもの意識と実態を紹介します。

親の預貯金を把握している割合は?

55〜69歳の男女に、親の金融資産である預貯金の状況をどの程度把握しているか尋ねたところ、年齢層が高くなるにつれて「把握している」(「全てを把握している」+「おおよそ把握している」)が高くなります。とくに男性は50代後半37.6%、60代後半63.7%と、26.1ポイント高くなっています。

女性の50代後半は40.1%と、男性(37.6%)よりやや高いですが、60代後半では50.5%で、男性(63.7%)より13.2ポイント低くなります(下図)。親の保険の状況についても預貯金と同傾向ですが、把握割合は預貯金よりも低くなっています(60代後半で男性55.9%・女性49.5%)。


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