生理やPMSで悩んでいる女性は、いったいどのくらいいるのでしょうか。そして、そもそも生理痛はなぜ起こるのか。当事者でも意外と知らないことは多いものです。

新刊『生理で知っておくべきこと』は、生理のデータが詰まった日本初の本です。予防医療・栄養コンサルタントの細川モモさんによる本書より、意外と知らない生理痛の仕組みについて解説します。

生理痛とPMSがある人はどのくらいいるか

生理痛、PMSは生理とは切っても切り離せません。ただでさえ不快な症状なのに、痛みや体の不安が毎月くるのは大変なことです。

「生理不調」とは、ふたつに分類されます。「生理痛」と「PMS」です。

生理痛は、女性の約72%が感じています。このうち31%の女性は痛みどめを服用しなければいけないほどの痛みを抱えています。

ふたつめのPMSは、女性の約96%(95.6%)が感じています。

PMSには頭痛や腹痛、肌荒れやむくみといった体に出る症状がメインのタイプと、精神的な浮き沈みやイライラといったメンタルの症状を抱えるタイプに分けられます。もちろん両方が起こることもあります。

メンタル型で、日常生活に支障が出るほど重たい場合は、PMDD(月経前不快気分障害)といわれます。