「いつも三日坊主で終わってしまう」「道具をそろえて買って満足してしまう」。ダイエットのために運動をはじめたはいいものの、結局いつも続かず結果も出ないと、悩みを抱える人が少なくありません。運動を長続きさせるには、その選び方が重要。『やせるのはどっち?〜理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則〜』の著者であり、数多くのトップアスリートを指導するスポーツトレーナーとして活躍する中野ジェームズ修一氏に、「長続きする」運動選びのポイントを聞きました。

「効率」よりも「自分との相性」が大事な理由

  • 「歩くのと走るの、どっちがよいですか?」
  • 「筋トレとヨガ、どっちがやせますか?」
  • スポーツトレーナーとして全国で講演をしていると、このような「どちらが効果的ですか?」という質問をたくさん受けます。

    いろいろなところで「これが効く!」といった情報が飛び交っているので、どの選択肢を選べばよいのか、混乱する気持ちもよくわかります。ですが、それらの質問に対する私のアンサーは、「どちらがご自身にとってやりやすく、続けることができますか?」です。

    こと運動方法に関して、専門家の視点からは「どっちのほうが消費カロリーが高いのか?」が正しい答えになります。とはいえ、たとえ消費カロリーの高い運動でも、たった1回の運動では効果は得られません。続けられなければ意味がないのです。

    つまり、多少効率が下がっても、「自分に合っている」「楽しい」と思える運動を選ぶほうが長続きするので、結果的に効果が出る、ということです

    では、どうすれば自分に合った運動を見つけることができるでしょうか? たとえば、運動が苦手なAさんとBさんが、それぞれ気になっていた運動に挑戦し、次のような感想を持ったとします。この先、運動が続くのはどちらだと思いますか?