11月末、中華人民共和国の北京などの北部を中心とした地域で肺炎が集団発生し、患者が増加しているというニュースが世界を駆け巡った。

中国の肺炎拡大に関するWHOの見解

メディアでは、肺炎などの呼吸器疾患が特に子どもたちに多く見られたことを報じている。北京の小児病院では毎日平均7000人の患者が殺到し、天津の最大の小児病院では1万3000人の子どもが救急受診したという。

「まさか、また中国で新たな病原体の発生か」と、不安になる向きも少なくないだろう。

11月23日付の世界保健機関(WHO)の発表では、「増加する肺炎の原因は新しい病原体ではなく、一般的な冬の感染症によるもの」とされている。