たとえば、ドジャースでは2021年にプホルスが加入した際は、左の長距離砲で2019年MVPのコディ・ベリンジャー(※3)(カブスFA)、エースのカーショウ(ドジャースFA)らとともに4人のMVP選手がいました。
※3……2022年にドジャースから放出されたが、昨季はカブスで打率3割7厘、26本塁打、97打点。選手間投票のカムバック賞を受賞
プホルスが古巣カージナルスへ移籍した2022年にはフリーマンが加入して「カルテット」を形成しています。
しかし、今回のベッツ、フリーマン、大谷のように、前年にそれぞれア・リーグ、ナ・リーグのMVP投票で全員が3位以内(※4)に入った3選手が、同じチームで不動の1、2、3番を務めるなんて、前代未聞ですよ。
※4……ア・リーグでは大谷がMVPを獲得。ナ・リーグではアクーニャJr.がMVPを獲得し、2位がベッツ、3位がフリーマン
気になる本塁打数の予想と手術の影響は?
ケチャップ 大谷選手は今季、本塁打を何本打てると思いますか? 僕は40本だと思います。
福島 やっぱり、超一流スラッガーの証しである50本は狙うでしょうね。
村田 僕は右肘のトミー・ジョン手術のリハビリと並行してることを考慮して、術後1年目はあまり期待し過ぎないほうがいいと思います。
2018年に最初のトミー・ジョン手術を受けて、翌2019年の成績(※5)が目安になるのではないかと。
※5……打者としては106試合出場で打率2割8分6厘、18本塁打、62打点。投手としては2試合登板のみ
福島 当時に比べてバッティングの技術もパワーも向上しています。
ケチャップ いやいや、2019年は18本塁打でしょう。さすがに20本くらいでは終わらないよ。