近年、シニア婚活をスタートさせる人が多い。

そこには、平均寿命が延びたことや、熟年離婚が増えていることが背景にある。人生120年時代といわれるようになった昨今、50代、60代ではまだ半分の人生が残っている。その時間をパートナーと過ごしたいと思う人が増えたのだろう。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、シニア婚活の現状を綴りながら、どうも的外れな婚活をしてしまうシニア男性たちの話をしたい。

増えているシニアの離婚と婚活

婚姻期間20年以上の夫婦が離婚することを“熟年離婚”と呼ぶ。

やや古いデータなのだが、令和3年の離婚件数は、18万4386組。そのうち約21.1%の3万8968組が熟年離婚だった(厚生労働省調べ)。