そのうち日本に来るかもしれません。

アキテーヌ級フリゲートの改良型として誕生

 フランスの造船企業であるナーバル・グループは2021年4月16日(金)、新型フリゲート「アルザス」の就役式典を、地中海に面した港町トゥーロンで実施したと発表しました。

「アルザス」は全長142m、全幅20m、満載排水量約6000トンで、多任務フリゲート「FREMM」として開発された艦です。すでにフランス海軍にはFREMMとして建造されたアキテーヌ級フリゲート6隻があります。「アルザス」も基本設計はアキテーヌ級を踏襲しているものの、アキテーヌ級が対潜水艦戦闘に長けた装備を有するのに対して、「アルザス」は対空戦闘能力も強化しているのが特徴とのこと。

 式典に参列したフロランス・パルリ軍事大臣は、「マルチミッションフリゲートでは7番目の艦であり、FREMMのなかでは最初に防空能力が強化された艦である」とコメントしています。

 建造したナーバル・グループによると、「アルザス」の役割は、原子力空母「シャルル・ド・ゴール」を中心とした空母打撃群や、ヘリコプター搭載型ドック型輸送揚陸艦などで構成された水陸両用戦艦隊などの対空防御を担うことだといいます。

 そのため「アルザス」には、「ヘラクレス」多機能レーダー、短距離対空ミサイル「アスター15」、長距離対空ミサイル「アスター30」、対艦ミサイル「エグゾセMM40ブロック3」、対潜水艦用誘導魚雷「MU90」などが装備されていると解説しています。

 なお現在、同型艦「ロレーヌ」も2022年の就役を目指して建造が進められています。