路上の中央分離帯や路肩のガードレールなどに、反射板のような部品が連続して設置されていることがありますが、なかにはクルクル回る「風車付き」のものがあります。なぜ風車が付いているのでしょうか。

場所によって設置される「風車付き」

 道路の路肩や中央分離帯には、ガードレールや自立するポールに反射板が連続して取り付けられている箇所があります。これは「デリネーター」、日本語で「視線誘導標」と呼ばれる安全設備。光を反射、あるいは自ら発光して、道路の端や線形を明示するものです。

 一部では、この反射板にさらにプロペラのような、風車のような羽がついているものも。風車が風を受けて、反射板の上をクルクルと回っている姿が見られることもあります。

 この風車付きのデリネーターは、「防じん型」と呼ばれるものです。

 実は、この羽には反射板に接する面にブラシやゴムが付いており、回転することで汚れを落としています。あるメーカーによると防じん型デリネーターは、雨で汚れが落ちないトンネル内や、交通量の多い場所など、汚れがたまりやすい場所に設置されるそうです。

 ちなみに反射板の色も、実は場所によって異なるものが使われます。基本的に進行方向の左側に白、右側に橙の反射板が使われますが、場所によっては青が使われることもあるそうで、ケースバイケースなようです。