駐車場管理大手のアマノが導入したことで全国展開も可能に。

QRコードのスキャンなら無人駐車場でも対応可能

 障がい者手帳や療育手帳を登録し、スマホから使用できるアプリ「ミライロID」を運営する株式会社ミライロ(大阪府大阪市)は、このたび同アプリにおけるQRコードのスキャン機能を実装、無人の駐車場でも障がい者割引が受けられるようになったと発表しました。

 すでに、アマノマネジメントサービス株式会社(神奈川県横浜市)が提供する駐車場精算機との連携を開始しており、8月8日には、同社が指定管理として運営する広島市市営駐車場において、体験会が開催され、その様子が報道公開されています。

 説明によると、障がい者手帳を用いた運賃割引は1952(昭和27)年に定められて以降、広く「障害者割引」として周知されるようになったものの、障がい者手帳自体が発行元の自治体によってフォーマットが異なっていることから、確認に手間がかかり、なおかつ職員による目視という制限が付きまとっていたそう。

 そのため、無人の駐車場の場合はとくに時間を要するほか、利用者が聴覚障がいを持つ場合は口頭でのやりとりが難しく、サポートセンターに連絡ができないなどのデメリットがあったといいます。

 そこで、ミライロIDにQRコードのスキャン機能を実装することで駐車場精算機と連携をしやすくしたとのこと。これにより、今後は今後はスムーズに障害者割引が受けられるようになるようです。

 2022年8月10日時点でのサービス対象駐車場は広島市営駐車場17か所に限定されるものの、今後は全国への普及が期待されます。