「見ると幸せになれる」ともいわれる「ドクターイエロー」。東海道・山陽新幹線では、2025年以降に見納めとなりそうです。実際、見かけたらどんな幸せが待っているのか、様々なエピソードが集まりました。

ドクターイエロー「見ると幸せになる」どんな幸せが?

 JR東海および西日本は2024年6月13日(木)、「ドクターイエロー」こと923形新幹線電気軌道総合試験車を引退させると発表しました。時期についてはJR東海が2025年1月、JR西日本が2027年以降としており、その理由を老朽化のためとしています。
 
「ドクターイエロー」は走行しながら、電気設備や軌道設備などの検測を行います。東京〜博多間およそ1175kmを10日に1回ほどの割合で、両社が保有する2編成を交互に運用しますが、ダイヤも非公開であり、ちまたでは「見ると幸せになれる」といわれます。

 そのような「ドクターイエロー」ですが、実際に見たことがある人にはどのような幸運が訪れたのか――「乗りものニュース」では過去、目撃体験に関するアンケートを実施し、1548人から回答を得ています。

「目撃した日は良いことがありましたか」という質問には、見たことが「ある」と答えた人のうち16.0%が「良いことがあった」と回答しています。「良いこと」として寄せられた具体的なエピソードを再度紹介します(183件の回答から抜粋、原文ママ。年齢などは2019年当時)。

・好きな人にドクターイエローの写真を送ることができた(笑)(45〜49歳、男性)
・間に合わないと思っていた電車がほんのちょっとだけ遅れて乗れました(35〜39歳、男性)
・修学旅行中に遭遇し、その後車内で大いに盛り上がった(〜19歳、男性)
・子供が出来た!(40〜44歳、女性)
・会えたこと自体がハッピーでした。また、新幹線好きな子供達に写真を譲り、喜んでくれたことも嬉しかったです(45〜49歳、男性)
・混んでいていつも入れないお店にあっさり入れて限定メニューもギリギリ食べれた(40〜44歳、女性)
・2か月後に、妊娠しました(40〜44歳、女性)
・まだ当時、一本だけだったパノラマスーパーのリニューアル車をみた(〜19歳、男性)
・ドクターイエローを見た自体が良いことです(50〜54歳、女性)

見たら商談成立!? もうひとつの黄色い電車も

・大学に合格した(30〜34歳)
・会いたかった有名人からサインをもらえた(25〜29歳、男性)
・転職活動中に複数社から、採用が集中した(45〜49歳、男性)
・見た後に都営浅草線に乗車したら「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」がやってきた(〜19歳、男性)
・宝くじ当たった(25〜29歳、男性)
・ドクターイエローみて興奮 商談で話盛り上がり契約できました(50〜54歳、男性)
・当時3歳の息子が走るドクターイエローをみて、感動して泣き「嬉し泣き」という言葉を覚えたこと(40〜44歳、女性)
・当日は屋外でアイドルのライブ、クジで当日出席のアイドルと全員写真が撮れた(35〜39歳、男性)
・推しのプロ野球チームが連敗ストップ(55〜59歳、男性)
・美味しいラーメン屋さんに出逢えた(〜19歳、男性)
・夫婦の会話が復活した(笑)(60〜64歳、女性)
・ゲームが成功したり今まで自分は高校生活に自信を持ってなかったが目撃してから不思議と自然に自信が持てるようになった(〜19歳、男性)

 このほかにも、「試験に合格した」「懸賞に当選した」「仕事がうまく進んだ」などの回答が多数寄せられました。その一方、「良いこと」が「なかった」は32.8%、「覚えていない」は51.2%でした。

 そもそも「ドクターイエロー」を目撃したことがあるかどうか――回答者の84.2%が「ある」、15.8%が「ない」と回答しています。

 目撃した場面(複数回答)は「走行中または駅停車中」が最も多く94.0%、続いて「車両基地・工場」が18.2%、浜松工場「新幹線なるほど発見デー」や博多総合車両所「新幹線ふれあいデー」などの車両基地・工場のイベントが17.5%でした。