2月4日午前、鳥取県伯耆町の国道で大型トラックが並行するJRの線路にむけて横転する事故がありました。この事故で、積み荷の一部が線路内に飛び散り、列車が一時運転を見合わせました。線路側にむけて大きく傾き壊れた柵、道路には大型機械の部品とみられる金属片などが散乱しています。事故があったのは伯耆町根雨原の国道181号線で、警察によると2月6日午前9時5分ごろ、岡山方面に向かっていた大型トラックが右カーブを曲がり切れず横転、そのはずみで金属片などの積み荷が道路左側のJR伯備線の線路内に一部、飛び散りました。JRによると事故が発生した午前9時すぎにこの区間を走る列車ありませんでしたが、事故のあと走行に支障がないことを確認するまで伯耆溝口駅と江尾駅の間で約1時間、列車の運転を見合わせました。この単独事故で、トラックを運転していた20代の男性が病院に搬送されましたが、けがはないということです。現場付近は、日野川沿いのカーブが続く区間で、当時雪や凍結の影響はなく、警察が事故の原因を調べています。