嶋村アナウンサー:「ウクライナ情勢や原油価格の高騰などで電気料金が値上がりしています」

原田アナウンサー:「去年と比べると本当に高いですよね。まだまだ寒い時期が続くので光熱費が心配です」

嶋村アナウンサー:「そこで無理なく出来る節約術について専門家のアドバイスを交えシリーズで紹介します。1回目の2月6日は暖房器具です」

嶋村アナウンサー:「こんにちは」

大坂由実さん:「こんにちは」

松江市の大坂由実さん。家族6人暮らしです。電気料金を聞いてみると。

嶋村アナウンサー:「今年1月分の電気料金は何円だったんでしょうか?」

大坂由実さん:「2万777円でした。去年は1万8000円くらいでした。エアコンが壊れてたので使えずじまいだったんですけど後からよくみると料金が上がっているんだということに気がついて。ガスも使っているんですけど電気代とガス代を払うんだと思うとちょっと愕然としますね」

1月の電気料金を比べると今年はエアコン不使用にも関わらず2万777円。ガス代は2万9331円。去年に比べ、合わせて1万5000円以上上がりました。そこでファイナンシャルプランナーで節約アドバイザーの和田由貴さんに節約術を聞きます。まずは電気代の値上げの影響をモロに受けている暖房器具です。

嶋村アナウンサー:「1日10時間使用した場合、エアコン、ガスストーブ、
電気ストーブ、電気カーペット、コタツ。この中で一番電気料金が高いのはどれでしょうか?」

大坂由実さん:「高いのは電気ストーブかな」

嶋村アナウンサー:「一番高いのは電気ストーブなんです。月約3万3600円」

大坂由実さん:「高いですね」

嶋村アナウンサー:「一番安いのがこたつで月約1710円」

大坂由実さん:「いいもの使ってます」

ファイナンシャルプランナー・和田由貴さん:「部屋全体を暖める器具と一部をだけを暖める器具は消費電力が結構違ってくる。両方をうまく取り入れてうまく節電していただければと思います」

嶋村アナウンサー:「エアコンを使わずにこたつを使った場合、約8580円もお得になるんです」

大坂由実さん:「こたつだと空気が暖まらないので、エアコンも欲しいですね。エアコンで部屋全体を暖めたい時はサーキュレーターを使うと低めの温度設定で暖房効率をアップできます」

ファイナンシャルプランナー・和田由貴さん:「暖かい空気は部屋の上の方に集まります。なので床がいつまでたっても暖かくならないのでサーキュレーターを使っていただいて部屋の空気を循環させる。それによって暖房の効率が非常に良くなる。エアコンの風向きを下向きにするのも寒暖差を少なくするのに有効です」

嶋村アナウンサー:「さらに月に1、2回フィルターを掃除すると月80円のお得です」

大坂由美さん:「お得です。この他にも」

ファイナンシャルプランナー・和田由貴さん:「普段も電気毛布とか電気ひざかけとかかなり電気代が安いんですよね。直接体を暖めることになるので1人でいる時はぜひ使っていただきたい」

嶋村アナウンサー:「ちなみに電気毛布を2枚使った場合の電気料金は月、約660円。他の暖房器具と比べると安いですよね」

原田アナウンサー:「かなり違いますね。うまく取り入れて活用していきたい」

そしてこちらが暖房器具の電気料金です。確かに電気ストーブは高いですがすぐに暖かくなるというメリットもあります。また紹介したようにエアコンを使う時はサーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させるなど暖房器具をうまく使い分けるのがおすすめです。2月7日は調理器具の節約術を紹介します。