海外クルーズ船の国内寄港が活発化するなか、5月15日、境港市で、境港に寄港するクルーズ船をめぐる動きについて、関係者が情報を共有する会議が開かれました。

境港市の境夢みなとターミナルで開かれた会議には、山陰両県の自治体の関係者や観光関係者などが出席。
境港管理組合から、2023年28隻のクルーズ船が寄港することなど、境港のクルーズ船をめぐる動きが共有されました。
また、新型コロナの「5類」移行を受けて、クルーズ船受け入れ時の感染症対策マニュアルの改定についても話し合われました。
ターミナルでのマスク着用や検温など基本的な感染症対策を継続する一方、船内で感染者が出た場合の対応を簡略化するなど、一部、感染症対策を緩和をするとしています。

境港管理組合・佐々木俊二局長:
「昨年度に比べ、寄港数は大幅に増えたが、コロナ禍前に比べるとまだ半分。これから徐々に増やしていかなければいけない」

境港には、今年、あと19回の寄港が予定されていて、今後、関係者は船会社へのツアー造成の働きかけや新たなクルーズ船の誘致に力を入れるとしています。