将来の就職活動に役立ててもらおうと、松江市の調理専門学校で、温泉旅館のマネージャーから、観光の現場について学ぶ特別講義が行われました。

特別講義は、松江市の松江栄養調理製菓専門学校が、将来、飲食業界での就職を目指す生徒に、現場で活躍する人の生の声を聞くことで、将来のキャリアについて考えてもらおうと開きました。

この日は、調理師科の生徒48人を前に、出雲市に2022年秋にオープンした温泉旅館「界 出雲」のマネージャーが運営する星野リゾートの企業理念などについて話しました。

界 出雲 谷悠太郎 マネージャー:
「1年目でも総支配人でも、上司のことも「すみません、支配人」などと言わない、必ず「さん」付けで呼ぶ、それがフラットな文化にむかう、これが星野リゾートの一番大きな特徴」

星野リゾートでは、上司と部下がフラットな関係性を築く文化があり、新しい発想を生む上で、一番大切にしている理念だと説明しました。

受講した生徒:
「フラットにすることで、様々な意見が取り入れられたりするところが参考になった」

松江栄養調理製菓専門学校では、今後も星野リゾートと連携、インターンシップの受け入れなどを通じて、卒業後、即戦力になる人材の育成を目指すことにしています。