TSKとJALのコラボ企画。TSKのスタジオを飛び出し、航空業界の舞台裏とJALで働く山陰出身者を羽田空港で取材。シリーズでお伝えします。
初回はJALふるさと応援隊が客室乗務員の仕事を紹介します。

東京・羽田空港。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「JALふるさと応援隊の岡山です。今回は山陰のスタジオを飛び出して、日本航空のパイロット・客室乗務員・整備士・空港スタッフのお仕事をご紹介します」

嶋村采音アナウンサー:
「よろしくお願いします」

案内してくれるのは、客室乗務員でJALふるさと応援隊の岡山梨沙さんです。

嶋村采音アナウンサー:
「ここはどこですか?」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「こちらは乗務員が出社する前に集合するオペレーションセンターです」

まず目に飛び込んできたのは、並んでいるスーツケース。これからフライトに出発する客室乗務員の荷物です。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「青い線に沿って整理整頓を心がけています。取り間違えというのも結構ありまして、他の乗務員の荷物を持って行かないように管理を行っております」

さらに奥に進むと。

嶋村采音アナウンサー:
「客室乗務員さんがいらっしゃいますね」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「こちらで出発前の打ち合わせを行っております」

羽田空港を離発着する、国内線と国際線乗務員の集合場所。いわば、客室乗務員のベース基地です。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「ここで問題です。JALの客室乗務員は全員で何人ぐらいいるでしょうか」

嶋村采音アナウンサー:
「何人でしょうか?多く見積もって3000人」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「正解は6000人です」

嶋村采音アナウンサー:
「6000人もいらっしゃるんですか」

JALで働く客室常務員は約6000人。1か月単位でスケジュールが組まれ、国内線と国際線両方に乗務しています。

嶋村采音アナウンサー:
「岡山さんは、6000人の中で何人にお会いしたことがあるんですか」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「半分ぐらいにはお会いしてるかなと思います。国際線であれば、外国人のクルーも働くので毎回新鮮な気持ちでフライトをしております」

同じフライトを担当するメンバーでも初めましての人がほとんど。そのため出発前の打ち合わせがとても大事だといいます。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「嶋村さん、あちらのテーブルをご覧ください。今、出雲縁結び空港へ向かうフライトの打ち合わせをしているところです」

JAL客室乗務員 三田充子さん:
「出雲縁結び空港のブリーフィングを始めます」

約20分かけて入念な打ち合わせを行った後、担当する飛行機へと向かいます。
国内線の場合、通常であれば1日に2〜3区間乗務します。
例えば、羽田から出雲。そして出雲から羽田へ戻ったあと再び出雲に飛び、宿泊。
翌日は出雲から羽田へ戻りその後、宮崎へ飛んで羽田に戻るといった1泊2日のスケジュールです。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「一機は運命共同体で飛ばしていますので、毎回アイコンタクトをしっかり行いながら楽しくフライトをしております」

続いてやってきたのは出雲行きの飛行機です。

嶋村采音アナウンサー:
「しまねっこが出迎えてくれるんですね」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「そうなんです。出雲便には、しまねっこをディスプレイすることがとても多いです。乗ってきた時にお子様はすごく喜んで下さいます」

入り口のスペースは、この便を担当する客室乗務員がディスプレイしています。出雲便ではしまねっこに会えるかもしれませんよ。
そして岡山さんの機内アナウンスを間近で聞かせてもらいました。

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「みなさま、本日も日本航空をご利用下さいましてありがとうございます。この便は日本航空283便、出雲縁結び空港行でございます」

嶋村采音アナウンサー:
「素晴らしいですね」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「嶋村さん、アナウンス体験してみませんか」

嶋村采音アナウンサー:
「やってみたいと思います」

嶋村アナウンサーが機内アナウンスに初挑戦です。

嶋村采音アナウンサー:
「この便は日本航空283便、出雲縁結び空港行きでございます」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「すごい、さすがアナウンサー。明日から働けますね」

嶋村采音アナウンサー:
「10点満点で何点頂けますか?」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「10点です。私の新人の時よりパーフェクトでございます」

誰もが憧れる客室乗務員の仕事ですが。

嶋村采音アナウンサー:
「客室乗務員は他にも役割があるんですよね」

JALふるさと応援隊 岡山梨沙さん:
「保安要員としての役割が一番大切になってきます。6日は訓練センターでそちらをご紹介したいと思います」