42歳の大ベテラン、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手です。
12月3日はふるさと・出雲市で開かれた自身の名前をつけた少年野球大会に登場、球児たちと交流しました。

3日、出雲市で開かれた「和田毅杯少年野球大会」。
子どもたちに夢を与えようと和田投手が呼びかけ、2005年に始まり、2023年、19回目を迎えます。

和田投手も見守るなか行われた決勝戦では、出雲北野球スポーツ少年団と雲南市の木次野球スポーツ少年団が対戦しました。

決勝戦は16対3で木次が優勝。
ナインに、和田投手が直接、優勝メダルをかけました。
また、副賞として、全員にホークスの観戦チケットが贈られたということです。

最優秀選手賞受賞・木次・景山大誠選手:
「こういう大会があることは嬉しいし、目標のひとつになる大会。和田選手のような選手になりたいなと思いました」

和田毅投手:
「今回の大会でもあった、最後まであきらめない姿、1人の選手を応援する姿だったり、(野球少年たちが)大切なことを学んでいるんじゃないか、勝ち負け以外の大切なことを学んでいる。それを大切にしてほしい」

現在42歳の和田投手。チーム最年長、球界でも2番目のベテランです。
プロ21年目の2023年は21試合に登板。
チーム2番目の8勝を挙げ、3年連続のAクラス入りに貢献しました。

和田毅投手:
「1年1年、1日1日しっかりと日々悔いのない一日を過ごして、1年でも長く(現役を)やれたら」

ふるさとの後輩からパワーをもらった和田投手。
2024年、22年目のシーズンの活躍を改めて誓いました。