バスケットボールB1の島根スサノオマジックは6日の7日に、ホームで仙台89ERSとの対戦し、1勝1敗の結果でした。敗れたゲーム2では、古巣凱旋のあの男にしてやられました。
昨シーズンまで島根に在籍していた阿部諒を擁する仙台。6日のゲーム1は前半は島根のペース。10点リードで折り返しますが、仙台も反撃。第3Q終盤で逆転を許します。
それでも…白濱や安藤などが競った場面で3ポイントシュートを沈め、粘る仙台を84対77で振り切りました。
7日のゲーム2も前半は島根のペースで試合は進みます。しかし後半は、古巣を相手に仙台の阿部諒が大爆発。仙台に移籍後、チームの日本人エースとして活躍する阿部。キャリアハイの35得点をたたき出します。

仙台・阿部 諒選手
「島根で5年間、僕をここまで成長させてくれたクラブに恩返しはやはり勝利だと思っていた。島根は手ごわい相手で、誰が来てもうんざりしていました。だけど仙台として僕にボールを預けてくれるチームメイトがいるので、仲間の思いを背負って戦うことができた」

試合は延長までもつれますが、島根はこの接戦をものにできず92対95で敗れました。西地区2位以上への浮上、そしてCS・チャンピオンシップ進出争いで痛い一敗を喫しました。

島根スサノオマジック・安藤誓哉主将
「もちろん絶対チャンピオンシップ行きたい。皆さんも行きたいと思うので最後まで一緒に戦って行きましょう」

次節は10日に、CS進出のライバルとなった広島ドラゴンフライズとアウェイで対戦します。