鳥取市の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」が、今年で60回の節目を迎えることから、記念大会として盛り上げを図ろうと初めてプレイベントなどが開催されることなりました。

鳥取市・深澤義彦市長
「今年はいよいよ大きな節目の60周年の記念大会ということで、盛大に中心市街地で開催させていただきたいと考えています」

今年60回の節目を迎える夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭り」。8月13日に前夜祭、14日に一斉傘踊りが行われます。今年は60回の記念事業として初めてプレイベントを開催、ひと月あまり前の7月6日に鳥取駅前の風紋広場で踊りが披露されるほか、駅前通りで傘踊りのパレード、イベント広場「バードハット」では「その場踊り」が披露されます。
しゃんしゃん祭は、2023年に4年ぶりに中心市街地での「一斉傘踊り」が復活しましたが、人出は約21万人にとどまり、市は節目となる24年にプレイベントなどで祭りのムードを高め、コロナ禍前の30万人の人出をめざします。

鳥取市・深澤義彦市長
「これを契機に、鳥取市が活力のある街になっていくということを期待しています」

また今回初めて、年々増加するイベントの運営費に充てるためクラウドファンディング型のふるさと納税を募集。市は、市民をはじめ多くの人に支えてもらうことで60回の節目のまつりを盛り上げたいとしています。