実際にトラックを使って事故の事例を再現し、交通安全について学ぶ教室が、浜田市の中学校で開かれました。

飛び出してきた自転車に気づき、急ブレーキをかけた大型トラック。停止位置を大きく通り過ぎたところで止まりました。時速40キロで走行するトラックは、停止するまでに25メートルも進んでしまいます。
浜田市の三隅中学校で開かれた交通安全教室です。約100人の全校生徒の前で大型トラックを使って、交通事故の事例を再現しました。
トラック事故で最も多いのが、左折するトラックに歩行者が巻き込まれるケースで、生徒たちはその危険性について説明を聞きました。また生徒たちは実際に運転席に乗りこみ、事故の原因にもなっているドライバーの「死角」を体験、普段とは違う視点で交通安全について考えました。