18日午前、鳥取市と湯梨浜町の山陰道で交通事故が相次ぎました。鳥取市の事故では、3人が重傷の模様です。

クレーンで吊り上げられる白い軽乗用車…。窓ガラスが割れ、フロント部分が大破しています。また黒い車もフロント部分などが壊れています。

事故があったのは、鳥取市高住の山陰道で、18日午前9時40分ごろ、二十世紀梨ふるさとトンネル付近で普通車と軽乗用車が衝突しました。
この事故で、普通車を運転していた40代の男性と、軽乗用車に乗っていた70代の男性と60代の女性、あわせて3人がけがをし、いずれも重傷の模様です。

警察によると、現場には、車のはみ出しを防止するワイヤーロープが設置されていませんでした。この事故で、鳥取西ICと吉岡温泉IC間が約3時間通行止めとなりました。

一方、湯梨浜町の山陰道でも午前10時過ぎ、トラックが道路中央のワイヤーロープに衝突する単独事故が発生しました。この事故によるけが人はいませんでした。

鳥取県警によると、2024年に鳥取県内の山陰道で発生した人身事故の件数は、5月末の時点で8件となっています。警察は、夏は車線のはみ出しが原因の事故が多くなるということで、休憩を十分とるなどして安全運転を心がけてほしいと呼びかけています。