北海道の有名書店、(株)なにわ書房が破産

 (株)なにわ書房(TSR企業コード:010055363、法人番号:1430001012297、札幌市中央区北1条西24−4、登記上:同市西区二十四軒1条5−1−2、設立1954(昭和29)年9月、資本金4300万円、浪花剛社長)は6月21日、札幌地裁に破産を申請した。申請代理人は安藤誠悟弁護士(アンビシャス総合法律事務所、同市中央区大通西11−4−22、電話011−210−7501)。
 負債総額は債権者約90名に対して約2億9000万円。

 札幌市内に書店を構え、ピークとなった2000年2月期には売上高約13億円を計上していた。その後は、スクラップアンドビルドをくり返し、札幌市内に「マルヤマクラス店」や「東光ストア円山店」「東光ストア行啓通店」「西友西町店」と、北広島市に「東光ストア北広島店」の計5店舗を経営。また書店に隣接するカフェ「LINER NOTESマルヤマクラス店」も経営。しかし、近年は電子書籍等の普及などにより業績が低迷し、赤字を散発するなど厳しい業況を強いられていた。
 2015年9月にはカフェ「LINER NOTESル・トロワ店」を開店したが、大幅な赤字になり2017年4月末に閉店。2017年より(株)大垣書店(TSR企業コード:641262701、法人番号:8130001004434、京都市北区)との業務提携によって共同仕入を開始したことで、採算面は改善されたものの、2018年8月期の売上高は約4億8000万円にとどまり、業績回復の見通しが立たないことから、事業継続を断念した。
 「マルヤマクラス店」と、隣接するカフェ「LINER NOTESマルヤマクラス店」のみ大垣書店によって営業を継続している。


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