17日、福島県郡山市へのホームタウン移転が発表されたバレーボールVリーグ1部のデンソーエアリービーズ。地元となる郡山市では、期待が膨らんでいます。

Vリーグ・デンソーエアリービーズは、来シーズンからホームタウンを郡山市に移すことが17日に発表されました。バレーボール・トップリーグのチームのホームとなるとあって、県内のバレーボール熱が盛り上がりそうです。

高校生「郡山がよりスポーツで盛り上がったら楽しい。(試合を)観たい」
郡山市の女性「自分もやっているのでバレーボールは好き。観に行くかもしれない」
郡山市の男性「(郡山に来るのは)嬉しい。活気づいたらいいなと思う」

さまざまなスポーツ観戦が楽しめるバー・スクエア郡山店。ホームタウン移転を受け、今後エアリービーズの試合を観戦できる機会も検討したいということです。

スクエア郡山店・橋本和希さん「郡山でスポーツが盛り上がるのはとても良いこと。これからバレーもみんなで応援してきたい」

また、バレーの強豪校・郡山女子大附属高校の女子バレー部も憧れの選手たちを心待ちにしていました。

八木橋環さん・3年「憧れの選手が郡山の地に来るので、すごく身近な存在になるのはとても嬉しい」
石井美空さん・3年「目標としているチームでもあるのでプロの選手からしっかり学びたい」

ホーム戦18試合を福島県内で開催

デンソーエアリービーズが活動するこれまでのVリーグ・トップ、1部は今年、新リーグSVリーグに変わり、10月に開幕します。女子は、北は山形から南は佐賀までをホームタウンにする14チームが参加します。

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デンソーのホームアリーナとなる宝来屋郡山総合体育館は来年3月まで改修工事のため、利用できません。このためホーム戦22試合のうち、18試合を福島市、いわき市、会津若松市、須賀川市、南相馬市などで行う予定です。

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また、これまでホームタウンだった愛知県西尾市は「マザーホームタウン」として公式戦などを開催。練習拠点も当面、西尾市ですが、今後数年をかけて郡山市に練習拠点となる自前の体育館や選手の生活環境を整備する予定です。