福島県南会津町や関東周辺など4県で相次いだ強盗事件について、警察は関与が疑われるベトナム国籍の男の関係先から刃物を押収し、事件との関連を調べています。

ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(25)とマイ・ヴァン・シー容疑者(23)ら2人は、栃木県で発生した強盗事件の被害者のキャッシュカードを使い、現金を引き出そうとしたなどの疑いが持たれています。

ホアン容疑者(左)とマイ容疑者

南会津町や関東周辺では、2人組による強盗事件が相次いでいて、4県警の合同捜査班が関連を調べています。

栃木県警は20日、ホアン容疑者の関係先から刃物を押収したと明らかにしました。

捜査関係者によりますと、南会津町の事件では、被害にあった女性が「頬に刃物のような物を突きつけられた」と話していて、合同捜査班は、押収した刃物が一連の事件に使われた可能性もあるとみて捜査しています。

南会津町の事件現場