銅線3.2キロメートル、1300万円相当盗んだ疑い　カンボジア国籍の男3人逮捕　太陽光発電所から　福島

福島県楢葉町の太陽光発電所から銅線を盗んだ疑いで、18日、カンボジア国籍の
男3人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で住居不定、無職のリー　センイ容疑者（30）とイ　ラタナック容疑者（28）、チュオン　チャン容疑者（25）の3人です。

警察によりますと、3人は去年7月、楢葉町の太陽光発電所から長さ約3.2キロメートル、約1343万円相当の銅線を盗んだ疑いが持たれています。

被害関係者からの届け出を受けて警察が捜査し、逮捕しました。

警察の取り調べに対し、リー容疑者とイ容疑者は容疑を認めていますが、チュオン容疑者は否認しているということです。リー容疑者とイ容疑者は、去年、出入国管理法違反と覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されていました。

銅の価格はここ数年上昇していて、警察は、転売目的で銅線を盗んだとみて詳しい経緯を捜査しています。