相続税などの基準になる土地の価格「路線価」が公表され、福島県内の平均は、3年連続で上昇しましたが、上昇と下落で分かれる形となりました。

「路線価」は、相続税や贈与税を計算する時の基準になる道路に面した土地1平方メートルあたりの評価額です。福島県内の路線価の平均は前年より0.9%上がり、3年連続の上昇となりましたが、全国平均を下回りました。県内で最も高かったのは、郡山市駅前1丁目の駅前通りで、1平方メートルあたり32万円と前の年と比べ3.2%上昇しました。

またいわき市平三町目の駅前大通りも前の年を3.6%上回りました。一方、福島市栄町の駅前通りは前年と同じで、会津若松市中町の神明通りは前年より3.5%下落しています。