7月26日に開幕するパリオリンピック。福島県猪苗代町では、大会開幕を前に壮行会が開かれ、集まった町民らが町ゆかりの選手たちに熱いエールをおくりました。

大歓声の中、会場に現れたのは、パリオリンピックに出場するバドミントン日本代表の選手たちです。猪苗代町では、開幕を前に壮行会が開かれ、会津若松市出身で、女子シングルスの大堀彩選手など、町にゆかりのある選手5人が参加しました。

選手たちは、バドミントンの強豪富岡高校出身で、原発事故後は、猪苗代町に避難し、競技を続けました。

小林優吾選手「ここの方々の支えがなければ、僕たちのこの成績は本当になかったと思っています」

小林選手

会場では、地元の中学生たちをはじめ、集まった多くの町民が、金メダル獲得に向け熱いエールを送りました。

大堀彩選手「パリの舞台でも皆様に、感謝の気持ちというものをコートの上で表していけるように、精一杯頑張っていきたいと思っています」

大堀選手

渡辺勇大選手「金メダルを持ち帰って、この場所で、また皆さんとお会いできることを楽しみに、そして、自分自身も期待して頑張っていきたいと思います」

渡辺選手

福島ゆかりの選手たち

パリオリンピックに出場する福島ゆかりの選手を紹介します。

まずはバドミントン。大堀彩選手、保木・小林ペア、さらに混合ダブルスの「わたがしペア」こと渡辺勇大選手と東野有紗選手が出場します。

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自転車トラック競技では、古殿町出身で学法石川高校卒業の窪木一茂選手が選ばれました。

また、競泳ではいわき市生まれの松元克央選手が出場します。

サッカーでは、JFAアカデミー福島出身の選手が、男女合わせて5人選ばれました。男子は、J1の新潟で活躍し、現在はオランダのクラブに所属する三戸舜介選手がメンバー入りしました。そして、女子ではゴールキーパーの平尾知佳選手など4人が選ばれました。

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パリオリンピックは7月26日に開幕します。福島ゆかりの選手の活躍に注目しましょう。